第2章 熱を排出する仕組み

人間の身体が熱を排出する
仕組みを説明しています。

人間の身体も物体ですから、
何もしなければエントロピー
増大の法則に従って
だんだんと熱で壊れていきます。

僕たちが生きるためには何かしらで
熱を排出する仕組みがないと不可能です。

熱を排出する方法として
生理学の教科書にも載っているのは
排泄、発汗、呼吸です。

排泄

こちらは尿や便のことで、
目に見えるので1番なじみの深い熱の排出方法です。
尿を排泄した後、一瞬震えが来ることがあります。

これは熱をため込んでいた尿が
身体の外に一気に排出され、
体内の温度が突然下がるためです。

具体的にどのくらいの熱量が
取れるのかは論じません。

難しい数式が重要なのではなく、
数式の目的も物理的な関係性を理解できる形式に
まとめることが目的なので、
関係性が理解できていれば式は不要です。

続く

湊翼