冷却するときの不安点
冷やすと痛い

熱を持っている状態のところに
氷を当てると痛みを訴えることがあります。

しかしそのまま氷を当てていると
その感覚も徐々にひいてくるのですが
この感覚がひくまでの間で
心が折れてしまい中断してしまう
人が多いのも事実です。

僕自身は冷やすことにはすでに
慣れていますので1時間でも2時間でも
冷やすことが可能ですが
個人差がありますのでまずは
10分からでも結構です。

継続は力なりです。
とにかく冷やしてその効果を
実感していただきたいのです。

ある研究結果では肌の表面からの
アイシングは深部を冷やすにあたって
必要な時間が約20分、

元の温度に戻るまでかかる時間が
90分と言われており、
20分を目安に氷を肌から離しておき、
元の温度に戻るまでの90分を待って
元の温度に戻ったらまた冷やす
アイシング方法が最も効率が良く冷やせます。

冷やしている間は毛布にくるまって
部屋の温度も少し高めに
設定する位でいいでしょう。

気温や自分の身体の周りを
温めるのは大丈夫なのですが、
身体を直接温めるような対応というのは
あまりオススメできません。

続く

湊翼