間違った冷却1
保冷剤、ゲル

さらに身体を冷やす目的のため行いがちな方法は
保冷剤を使うことと冷却シートを使うことです。

保冷剤はマイナスで溶けることと
奪える熱の量がポイントになってきます。

まず先ほど説明した通り、
温度がマイナスの状態で肌に触れていると
凍傷が起きてしまいます。

保冷剤には純度の高い水ではなく、
不純物の入ったゲルが入っていて
純度の高い水でできた氷とは
違う溶け方をします。

保冷剤の溶け方は
マイナス状態を維持して溶けます。

そうすることで氷よりも
長い時間冷たい状態を
保つことができるので
一般的にはケーキや
お菓子などについています。

あくまで冷たい状態を長く保つのが
目的で作られたものなので、
周りから奪う熱量は少ないです。

それに氷は大量に用意することが
できますが保冷剤は量が少なく、
そういった理由からも
氷を使うことを推奨しています。

続く

湊翼